- 近畿地方
- 重文指定の太陽の塔を背に万博記念公園の「虹の藤棚」(大阪府吹田市)
- 日本一の路地植えのフジ・信達宿のフジ(大阪府泉南市)
- その名に藤を冠する名刹・葛井寺(大阪府藤井寺市)
- 宮司が慈しみ育てた・奈加美神社のフジ(大阪府泉佐野市)
- 世界遺産・宇治平等院のフジ(京都府宇治市)
- 日本一長寿のヤマフジ ・「才の神」のフジ(京都府福知山市)
- 年に一度の特別公開「鳥羽のフジ」(京都市南区)
- フジの品種が多い奈良万葉植物園「藤の園」(奈良市春日大社)
- 元祖「砂摺りのフジ」春日大社本殿前のフジ(奈良市)
- 万葉集にも詠まれた「春日野のフジ」(奈良市・春日大社)
- 神話が息つく明石住吉神社のフジ(兵庫県明石市魚住)
- 関西一長寿のノダフジ・山崎大歳神社の千年フジ(兵庫県宍粟市)
- 千年余の古拙に咲く白毫寺のフジ(兵庫県丹後市)
- 山陰随一の藤公園・白井大町藤公園(兵庫県朝来市)
- 信長の焼き討ちから生き延びた三大神社のフジ(滋賀県草津市)
- 藤の寺・正法寺のフジ(滋賀県蒲生郡日野町)
- 日本一藤棚が長い「日高川のフジ」(和歌山県日高川町)
- 安産祈願の子安地蔵のフジ(和歌山県橋本市)
- かざはやの里・「藤の園」(三重県津市)
- 中国・四国地方
- 日本一著名フジのコレクション「和気の藤公園」(岡山県和気町)
- 平家物語が語り継ぐ「識名の千年ちとせフジ」(広島県福山市)
- 千本のフジとルピナスが描く「せらふじ園」(広島県世羅町)
- 後醍醐天皇ゆかりの住雲寺の六尺フジ(鳥取県大山町)
- 八百万の神が見守る「出雲大社」のフジ(島根県出雲市)
- 万葉の風が運ぶフジの香り・島根県立万葉公園(島根県益田市)
- 藤のトンネルとペリカンがお出迎え「ときわ公園」(山口県宇部市)
- 空へと続く160年の軌跡「長正司公園」(山口県下関市)
- 清流を染める薄紫のカーテン「仁保一貫野のフジ」(山口県山口市)
- 住職が繋いだ紫の絆・藤の寺「地福寺」(徳島県石井町)
- 弘法大師がここで学んだ「童学寺のフジ」(徳島県白井町)
- 渓谷を渡る紫のつり橋・岩戸温泉のフジ橋(徳島県つるぎ町)
- 伊達村候公が野田から持ち帰った「天赦園」のフジ(愛媛県宇和島市)
- 禎祥寺の樹齢400年のフジ(愛媛県西条市)
- 樹齢800年の銘木・岩田神社の「孔雀フジ」(愛媛県高松市)
- 行基菩薩が開いた古拙・大熊寺のノダフジ(愛媛県今治市)
- モネの庭園・マルモッタンのフジ(高知県北川村)
- 四万十の自然と歴史に抱かれる香山寺のフジ(高知県四万十市)
- 土佐の小京都・中村の礎を築いた一条氏の一条神社(高知県四万十市)
- 神紋「下り藤」と、不思議な伝承「不咲の藤」
- 九州
- 福沢諭吉がつないだ絆:田尻緑地公園のノダフジ(大分県中津市)
- 万葉の息吹を感じる西寒多神社のフジ(大分県大分市)
- 野田から持ち帰られた種から育った「中山の大藤」(福岡県柳川市)
- 「鬼滅の刃」の聖地・黒木の大藤(福岡県八女市)
- 5百年の時を刻む「藤の寺」定禅寺「迎接の藤」(福岡県田川郡福智町)
- 吉祥寺のフジ(福岡県北九州市八幡西区)
- 九州最古の古拙・武蔵寺の「長者のフジ」(福岡県筑紫野市)
- 世界が認めた色彩の迷宮「河内藤園のフジ」(福岡県北九州市)
- 古墳の傍らで時を刻む「上楠田天満宮の大藤」(福岡県みやま市)
- 山田日吉神社のフジ(熊本県玉名市)
- 地域に愛される真木天満宮の大藤(佐賀県鳥栖市)
- 長崎県の万葉の観光地「藤山神社の大藤」(長崎県佐世保市)
- 岡山県の和気と霧島を結ぶ絆・和気公園(鹿児島県霧島市)
- 日本一のシナフジ「宮崎神宮オオシロフジ」(宮崎市)
近畿地方
重文指定の太陽の塔を背に万博記念公園の「虹の藤棚」(大阪府吹田市)
2025年5月、ついに国指定重要文化財へと登録された大阪万博のシンボル「太陽の塔」。そのすぐ後方に、いま新たな関西の藤名所が誕生し、注目を集めています。
舞台は「平和のバラ園」に新設されたアーチ形の藤棚。2019年の設置から6年を経て、大切に育てられたツルが棚を覆い尽くすほどに見事な成長を遂げました。
太陽の光を全身に浴びて輝く紫と白の藤が、交互に咲き誇るその姿は、まるで**「空に架かる虹」**のような鮮やかさ!丁寧に誘引された美しい曲線が、訪れる人々を幻想的な色彩と香りの世界へと誘います。歴史的価値が高まった太陽の塔と共に、今しか見られない新世代の藤の絶景をぜひ体験してください。
【所在地】吹田市千里万博公園万博記念公園
【アクセス】地下鉄御堂筋線「新大阪駅」→「千里中央駅」。 大阪モノレール「千里中央駅」→「万博記念公園駅」。
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日本一の路地植えのフジ・信達宿のフジ(大阪府泉南市)
かつて徳川吉宗公も本陣を置いた歴史ある熊野街道。この宿場町に、奇跡の物語を秘めた藤があります。 はじまりは、生け花に使われた一枝の切り花でした。それがこの地に根付き、「平成の花咲か爺さん」こと故・梶本昌弘氏の深い愛情と手入れによって、年々その枝を広げていったのです。
現在では、わずか一畳にも満たない地面から立ち上がる一本の幹が、幅30m・奥行き27mの巨大な藤棚を形成し、約4万もの花房を咲かせるまでになりました。ひとりの情熱が育てた「希望の藤」は、今や春の泉南を象徴する感動の風景です。
【所在地】 大阪府泉南市信達牧野1338
【アクセス】JR阪和線・和泉砂川駅下車徒歩15分

その名に藤を冠する名刹・葛井寺(大阪府藤井寺市)
大阪・藤井寺の地名の由来にもなった古刹、葛井寺。 5月の訪れとともに、境内は「大阪近郊で最も美しい」と称される藤の香りに包まれます。山門を彩る早咲きの「一歳フジ」から始まり、優雅に垂れ下がる「六尺フジ」、そして本堂近くに鎮座する樹齢推定100年の「昭和白藤」へ。
白、紫、そして可憐な「本紅フジ」が織りなすグラデーションは、まさに極楽浄土を思わせる美しさ。歴史ある境内で、心洗われるひとときをお過ごしください。
【所在地】大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
【アクセス】近鉄南大阪線「藤井寺駅」よりすぐ


宮司が慈しみ育てた・奈加美神社のフジ(大阪府泉佐野市)
奈加美神社の御神紋は、藤の花を象った「藤巴」。この縁を大切にしたいという宮司の熱い想いから、境内の藤づくりは始まりました。
20年以上の歳月をかけ、栽培方法を独自に研究。現在では約20種類・40本もの藤が、春の境内を彩るまでになりました。一房、一房に込められた愛情と、参拝者への「心地よく過ごしてほしい」という願いが、色とりどりの花房となって訪れる人々を優しく迎えます。
【所在地】泉佐野市中庄834番地
【アクセス】南海本線泉佐野駅より約1.8㎞(車で約6分)
南海本線井原里駅より約1.1km(徒歩約14分)
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世界遺産・宇治平等院のフジ(京都府宇治市)
世界遺産・平等院。かつて藤原道長公の別荘を寺院に改めたこの地は、その名に相応しく、古くから藤の名所として愛されてきました。
最大の見どころは、阿字池のほとりに咲き誇る樹齢280年の九尺フジ。朱色の鳳凰堂を背景に、紫の花房が風に揺れる姿は、往時の極楽浄土を思わせる幽玄な美しさです。藤原一族の栄華に思いを馳せながら、この地でしか出会えない至高の絶景をお楽しみください。
【所在地】京都府宇治市宇治蓮華116
【アクセス】京阪宇治線宇治駅 徒歩 10分 JR奈良線宇治駅 徒歩 10分

日本一長寿のヤマフジ ・「才の神」のフジ(京都府福知山市)
京都府福知山市の山あいに、時を止めたかのような巨木が鎮座しています。推定樹齢は、驚きの2000年。日本一の古木とも目される「才の神の藤」は、まさに神域の生命力を体現する存在です。
京都府の天然記念物にも指定されているこのヤマフジは、濃い紫の花を咲かせ、古の時代から変わらぬ姿で人々を見守ってきました。20世紀もの歳月を生き抜いてきた名木だけが放つ、神々しいまでのオーラに包まれてみませんか。
【所在地】京都府福知山市大江町南有路
【アクセス】丹鉄大江駅から大江バス17分


年に一度の特別公開「鳥羽のフジ」(京都市南区)
普段は入ることのできない水環境保全の要が、藤の花咲く季節だけ、その門を開きます。 「鳥羽のフジ」として市民に親しまれるこの場所には、全長約120mにも及ぶ壮大な藤棚が広がり、37本の藤が作り出す紫のカーテンは圧巻のひと言。
期間中はキッチンカーの出店や楽しいイベントも開催され、まさに春の祭典!竹田駅や京都駅からの直通バスも運行され、家族や友人と気軽に足を運べる期間限定のプレミアムなスポットです。
【所在地】京都市南区上鳥羽塔ノ森梅ノ木1(鳥羽浄水場)
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フジの品種が多い奈良万葉植物園「藤の園」(奈良市春日大社)
春日大社「萬葉植物園」の藤は、一般的な藤棚とはひと味違います。 大部分が「立ち木造り」で育てられているため、見上げるのではなく、私たちの目線の高さで花を愛でることができるのが最大の特徴。常に太陽の光を浴びるよう外向きに咲く花々は、どこまでも明るく、鮮やかな色彩を放ちます。
手を伸ばせば届きそうな距離で、風に揺れる藤の香りと美しさを独り占めできる――。関西を代表する藤の名所で、特別なひとときを過ごしてみませんか?


元祖「砂摺りのフジ」春日大社本殿前のフジ(奈良市)
春日大社本殿前に鎮座する「砂ずりの藤」は、その名の通り、垂れ下がった花穂が地面の砂に届かんばかりに伸びることからその名がつきました。
その歴史は古く、鎌倉時代後期の絵巻『春日権現験記』にもその姿が描かれています。樹齢は約800年。埼玉の名木「牛島の大藤」の血統を継ぐとされ、各地で見られる「砂摺り」という呼び名のルーツともなった、まさに藤の聖地を象徴する名木です。
【所在地】奈良県奈良市春日野町160
【アクセス】JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バスで春日大社本殿行「春日大社本殿」下車すぐ


万葉集にも詠まれた「春日野のフジ」(奈良市・春日大社)
春日野のふぢは散りにて何をかも御狩の人の折りて插頭さむ 詠人不知(万葉集10-1947)
古来、藤の名所として名高い奈良・春日野。江戸時代には「野田の藤(大阪)」「牛島のフジ(埼玉)」と並び、日本三大名藤のひとつに数えられるほどの絶景を誇っていました。
その伝統は今も、若草山周辺の原生林の中に息づいています。人の手で整えられた美しさとは一線を画す、万葉の時代から変わらぬ「藤浪」の風景は、まさに春日の地が誇る至宝の景観です。
【アクセス】春日大社に同じ。

神話が息つく明石住吉神社のフジ(兵庫県明石市魚住)
当神社の由緒は、遠い神話の時代へと遡ります。 往古、住吉大神が「藤の枝が流れ着いた地に、我を祀れ」とお告げを出され、海に浮かべた藤の枝が流れ着いたのが、まさにこの地であると伝えられています。
神代の記憶を今に伝える藤は、当神社の御神木として大切に守られてきました。現在の木は、明治中期に山崎大歳神社より移植されたものと伝えられていますが、その生命力は今もなお、大神の神徳を象徴するように美しく咲き誇っています。
【所在地】山陽魚住駅 徒歩 5分明石市魚住町中尾1031
【アクセス】 山陽魚住駅 徒歩 5分山陽魚住駅 徒歩 5分


関西一長寿のノダフジ・山崎大歳神社の千年フジ(兵庫県宍粟市)
「藤の宮」の別名で親しまれる大歳神社。その境内に鎮座するのは、天徳4年(960年)に植えられたと伝わる、樹齢千年を超える兵庫県指定天然記念物の大藤です。
根回り約3.8メートルという堂々たる古木から広がる枝葉は、神社の境内のほとんどを覆い尽くし、まさに「藤の杜」の趣を呈しています。埼玉・牛島の大藤に次ぐとも言われる長寿のフジは、今もなお衰えぬ生命力で、訪れる人々を千年不変の紫の絶景へと誘います。
【所在地】兵庫県宍粟市山崎町上寺122
【アクセス】中国自動車道山崎インター 車 5分


千年余の古拙に咲く白毫寺のフジ(兵庫県丹後市)
丹波の古刹・白毫寺を訪れると、そこには空を埋め尽くすほどの紫の絶景が広がっています。 最大の見どころは、全長120メートルに及ぶ壮大な藤棚。ここには花房が150センチ以上にもなる「九尺フジ」が植えられており、満開時には地面に届かんばかりの花のシャワーが降り注ぎます。
5月の柔らかな光を浴び、風にそよぐ長い花房の群れは、まさに現実離れした美しさ。夜間ライトアップに浮かび上がる幻想的な姿も、一生に一度は見たい「藤の滝」です。
【所在地】兵庫県丹後市白島白毫寺709
【アクセス】JR福知山線「市島駅」下車。タクシー8分 舞鶴自動車道・春日ICより福知山方面へ車10分


山陰随一の藤公園・白井大町藤公園(兵庫県朝来市)
小高い丘の上の溜め池、その法面で風にたなびく鯉のぼり――。そんなのどかな風景に包まれる「藤公園」は、地元ボランティアの方々が長年慈しみ育ててきた情熱の結晶です。
岡山県和気町の名木から引き継がれた穂木は、歳月を経て、いまや総延長500mにも及ぶ壮大な藤棚へと成長しました。面積7,000㎡という広大な敷地に、降り注ぐように咲き誇る藤の花。山陰が誇る春の絶景を、心ゆくまでお楽しみください。
【所在地】兵庫県朝来市和田山町白井1008
【アクセス】和田山インターから国道312号線を直進
⇒和田山中学・フジッコの信号を右折⇒ 突当たりの信号を左折⇒ 2kmほど道なりに走り、次の信号を右折⇒ 道なりに4kmほどで到着


信長の焼き討ちから生き延びた三大神社のフジ(滋賀県草津市)
元亀2年(1571年)、織田信長による比叡山焼き打ち。その業火は琵琶湖を隔てた対岸の三大神社をも包み込みました。しかし、境内の藤だけは絶望的な戦火を耐え抜き、今日までその命を繋いでいます。
滋賀県指定天然記念物であるこの藤は、最長1.85mにもなる見事な花房をつけ、地面の砂に擦れるほど長く伸びることから「砂摺りの藤」と称されます。450年以上前の悲劇を乗り越え、いまなお咲き誇るその姿は、見る者に生きる勇気を与えてくれるようです。
【所在地】 滋賀県草津市志那町309
【アクセス】草津駅からバス12分 北大萱下車徒歩7分
草津駅からバス13分 吉田口下車徒歩7分


藤の寺・正法寺のフジ(滋賀県蒲生郡日野町)
近江商人発祥の地として知られる日野町。その静かな山間に、古くから「鎌掛の藤の寺」として親しまれる正法寺があります。
境内に鎮座するのは、元禄時代初めに当寺の開基・普存禅師が京都から持ち帰ったと伝わる、樹齢320年超の古木。一尺一尺、歳月を重ねて伸びる花房は1メートルを超え、禅寺の静謐な空気を薄紫色に染め上げます。近江の歴史とともに歩んできた、気品あふれる名木の姿をぜひご覧ください。
【所在地】滋賀県蒲生郡日野町鎌掛
【アクセス】近江鉄道日野駅から町営バスで25分(鎌掛下車)徒歩10分


日本一藤棚が長い「日高川のフジ」(和歌山県日高川町)
和歌山県・椿山ダムのほとりに位置する「みやまの里」。ここには、全長1,646メートルという、圧倒的な長さを誇る日本一の藤棚ロードが広がっています。
標高差のある散策路を紫のカーテンがどこまでも続く光景は、まさに圧巻。最上部の展望台からは、眼下に広がるダム湖と藤棚のパノラマを一度に楽しめます。「日本一」を五感で体感する、唯一無二のウォーキング体験をぜひ!
【所在地】和歌山県日高郡日高川町大字初湯川
【アクセス】御坊駅からバスで60分
平橋バス停下車から徒歩で5分
有田ICから車で40分

安産祈願の子安地蔵のフジ(和歌山県橋本市)
紀伊十三佛霊場第五番・易産山宝蔵寺は、紀州徳川家の安産祈願所として知られ、古くから「子安地蔵」の名で親しまれてきました。また、江戸時代を代表する画家・伊藤若冲の菩提寺としての顔も持ち、歴史と芸術が静かに息づく古刹です。
春、境内を埋め尽くすように咲き誇る藤の花々は、まさに「関西花の寺」にふさわしい華やかさ。歴代の藩主や文化人たちが愛でたであろう、高貴な香りと色彩が訪れる人々を優しく包み込みます。
【所在地】和歌山県橋本市菖蒲谷94
【アクセス】京奈和自動車道・橋本ICから車で7分、国道371号線・紀見トンネルから車で10分、南海電鉄高野線・御幸辻駅から徒歩で25分


かざはやの里・「藤の園」(三重県津市)
春の訪れとともに、ゴルフ場の広大な敷地が薄紫や紅色のカーテンで彩られます。 ここの自慢は、なんといっても品種の豊富さ。優雅に垂れ下がる「野田九尺」をはじめ、可憐な「口紅フジ」、珍しい「八重黒龍」など、7種類もの藤が次々と見頃を迎えます。ゴルフファンならずとも、その圧倒的なスケールの藤棚と甘い香りに包まれれば、日常を忘れる贅沢なひとときを過ごせるはず。色彩豊かな「藤のリレー」をぜひご堪能ください。
【所在地】三重県津市戸木町4096(伊勢温泉ゴルフクラブ内)

中国・四国地方
日本一著名フジのコレクション「和気の藤公園」(岡山県和気町)
和気清麻呂公の生誕1250年を記念して開園した、面積約7,000㎡の広大な藤公園。
ここには、北は函館から南は鹿児島まで、全国46都道府県から集められた著名なフジが勢揃いしています。フジの種類の多さと有名スポットからの収集数では、名実ともに日本一。全長500mにも及ぶ藤棚は、まさに日本列島を藤で繋いだ「花の地図」です。和気町でしか出会えない、全国各地の個性が織りなす紫の競演をお楽しみください。
【所在地】岡山県和気郡和気町藤野1386-2
【アクセス】JR:和気駅から約30分で岡山駅到着。


平家物語が語り継ぐ「識名の千年ちとせフジ」(広島県福山市)
治承4年(1180年)、高倉上皇が厳島詣での帰途に敷名の浜へ立ち寄られた際、松の木に咲きかかる見事な藤をご覧になりました。供奉した大納言隆季が、上皇の長寿を祝して「千とせへん…」と一首を献じたことから、以来この藤は「千年藤」と呼ばれ語り継がれてきました。
800年以上の時を超え、今もなおこの地に根を下ろすその姿は、歴史の荒波を見守ってきた生き証人。平安の雅を今に伝える、由緒正しき名木です。
【所在地】福山市沼隈町常石敷名
【アクセス】JR山陽本線福山駅から千年橋方面行きバスで千年橋下車、徒歩5分。
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千本のフジとルピナスが描く「せらふじ園」(広島県世羅町)
広島県世羅町にある「せらふじ園」は、一歩足を踏み入れば誰もが笑顔になる花の聖地。約3万平米もの広大な敷地に、1,000本の藤が甘い香りを漂わせ、足元には12,000株のルピナスが色彩豊かに咲き誇ります。
頭上から降り注ぐ藤の花と、空に向かって伸びるルピナス。この上下に広がる花のパノラマは、まさにここだけの絶景です。「ふじまつり」の賑わいのなか、心ゆくまで「しあわせ」を感じるひとときをお過ごしください。
【所在地】広島県世羅郡世羅町大字安田478-82
【アクセス】尾道自動車道「世羅IC」から約15分
・山陽自動車道「河内IC」から約40分

後醍醐天皇ゆかりの住雲寺の六尺フジ(鳥取県大山町)
建武元年(1334年)、後醍醐天皇を隠岐から迎え、支えた名和長年公らゆかりの時代に建立された住雲寺。聖観世音菩薩を本尊に仰ぐこの古刹は、今や山陰を代表する「藤の寺」として知られています。
境内を彩るのは、4本の六尺フジ。樹齢こそ40数年と若いものの、その成長の早さと生命力は圧巻です。歴史の息吹を感じる境内で、紫のカーテンのように長く伸びた花房が、参拝者を優しく包み込みます。
【所在地】 鳥取県西伯郡大山町古御堂
【アクセス】山陰道淀江大山ICより、R9を鳥取方面へ、県道36号経由約20分
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八百万の神が見守る「出雲大社」のフジ(島根県出雲市)
日本一の縁結びの聖地、出雲大社。 例年4月下旬、二の鳥居をくぐり、松の参道が新緑に輝く頃、境内各所の藤棚が薄紫色の花々で彩られます。古くから参拝客の目を楽しませてきたこの藤は、神域の清らかな空気の中で凛と咲き誇り、訪れる人々に春の訪れと良縁の予感を感じさせてくれます。
荘厳な社殿を背景に、風に揺れる藤の花房。神々が集うこの地ならではの、穏やかで高貴な春の風景をご堪能ください。
【所在地】島根県出雲市大社町杵築東195


万葉の風が運ぶフジの香り・島根県立万葉公園(島根県益田市)
島根県益田市、万葉歌人・柿本人麻呂(人麿)ゆかりの地に広がる「島根県立万葉公園」。その中心となる「太陽の広場」には、全長200メートルにおよぶ壮大な藤棚が鎮座しています。
初夏の訪れとともに、藤色のカーテンが幾重にも垂れ下がる幻想的な風景は、訪れる人々を優しく包み込みます。さらに藤の季節には、隣接する「水と青空の広場」にて、約60匹の鯉のぼりが大空を雄大に泳ぐ姿も楽しめます。
紫に染まる藤棚と、青空を舞う鯉のぼりの競演は、この時期だけの特別な絶景。近くには人麻呂公を祀る「高津柿本神社」もあり、歴史と自然が調和する贅沢なひとときをお過ごしいただけます。
【所在地】島根県益田市高津町イ2612-1
【アクセス】JR山陰本線「益田駅」から人麿ラインのバス「松ヶ丘」~徒歩5分、または浜田自動車道「浜田IC」から車約50分


藤のトンネルとペリカンがお出迎え「ときわ公園」(山口県宇部市)
山口県が誇る「ときわ公園」に、今年も藤の季節がやってきました。 一番の見どころは、ペリカン島の近くに広がる1,300平方メートルもの巨大な藤棚!全長約100メートルの「藤のトンネル」を抜ければ、そこには愛らしいペリカンたちがのんびりと過ごす、癒やしの光景が広がります。
棚の下には心地よい木陰があり、お弁当を広げてゆったり過ごすのに最適です。甘い香りに包まれながら、家族や大切な人と、特別な春のひとときを楽しんでみませんか。
【所在地】山口県宇部市大字沖宇部254番地
【アクセス】JR常磐駅より徒歩15分
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空へと続く160年の軌跡「長正司公園」(山口県下関市)
下関市豊田町にある、県内屈指の藤の名所。 ここでの体験は、薄紫の花房が降り注ぐ「藤のトンネル」を歩む石段から始まります。一段ずつ登るたびに漂う甘い香り。その先に待っているのは、霊峰・華山を仰ぎ、木屋川を中心に広がる豊田盆地を一望するパノラマビューです。
樹齢160年の名木が広げる、15m×20mの巨大な藤棚はまさに圧巻。1mを超える花房が風に揺れる高台で、心洗われる初夏のひとときを過ごしてみませんか。
【所在地】下関市豊田町大字矢田
【アクセス】小月I.Cまたは美祢I.Cから車で20分


清流を染める薄紫のカーテン「仁保一貫野のフジ」(山口県山口市)
山口市仁保の山間に、写真愛好家たちが「一生に一度は撮りたい」と願う幻想的な風景があります。それが、一貫野の清流沿いに咲き誇る野生の大藤です。
5月の連休明け、50〜60cmもの花房がカーテンのように降り注ぎ、その姿が穏やかな川面に映り込む様子は、言葉を失うほどの美しさ。地区の方々が歳月をかけて川を整備し、大切に守り続けてきた「手作りの絶景」が、ここにあります。朝霧や光の差し込む瞬間を狙って、自分だけの一枚を収めてみませんか。
【所在地】山口県山口市仁保一貫野地区
【アクセス】中国自動車山口ICから車20分
・道の駅仁保の郷から5km(県道中郷奈美線)
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住職が繋いだ紫の絆・藤の寺「地福寺」(徳島県石井町)
阿波六地蔵霊場一番札所、地福寺。ここの藤の歴史は、寛政年間に住職・隆淳上人が一本のナガフジを庭に植えたことから始まりました。
樹齢230年を数えるその古木は、いまや南北30メートルにわたる壮大な藤棚へと成長し、1メートルを超える見事な花房で参拝者を迎えます。さらに100年後には、当時誕生したばかりの希少な「昭和白藤」も加わり、紫と白の優雅な共演が実現しました。歴代住職が慈しみ育てた、石井町が誇る至宝の景観をぜひご覧ください。
【所在地】徳島県名西郡石井町石井字石井321
【アクセス】JR石井駅下車 徒歩1分
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弘法大師がここで学んだ「童学寺のフジ」(徳島県白井町)
四国別格二十霊場・第二番札所である童学寺は、弘法大師(空海)が幼少期に学んだとされる聖地です。 日本の仮名の基本「いろは48文字」もここで考案されたと伝わることから、今も「知恵の寺」として多くの受験生や学生が訪れます。春、本堂へと続く参道を彩るのは、歴史の重みを感じさせる優美な藤の花。幼き日のお大師さまも眺めたであろうこの地で、静かに揺れる藤の花房は、訪れる人の心に穏やかな知恵と安らぎを与えてくれます。
【所在地】徳島県名西郡石井町石井字城ノ内605
【アクセス】JR徳島線「石井駅」下車→徒歩50分
JR徳島駅→徳島バス神山線石井経由「有誠園(ゆうせいえん)」下車→徒歩10分
JR徳島駅→徳島バス曽我団地行き(終点)下車→徒歩20分
JR徳島駅→徳島バス鴨島線「城ノ内」下車→徒歩30分
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渓谷を渡る紫のつり橋・岩戸温泉のフジ橋(徳島県つるぎ町)
剣山のふもと、清流・貞光川のせせらぎが聞こえる山間に、知る人ぞ知る絶景があります。 岩戸温泉のすぐそばに架かる吊り橋を覆い尽くすのは、地元の人々が大切に育んできた見事な藤の花。満開の時期には、吊り橋がまるごと「紫のトンネル」へと姿を変えます。
揺れる橋の上、藤の香りに包まれながら眼下の清流を眺める時間は、まさに秘境の魔法。写真愛好家たちを魅了してやまない、徳島の隠れた名所です。
【所在地】徳島県美馬郡つるぎ町一宇赤松6-9

伊達村候公が野田から持ち帰った「天赦園」のフジ(愛媛県宇和島市)
国指定名勝「天赦園」は、宇和島藩七代藩主・伊達宗紀公によって造営された、優雅な大名庭園です。
園内を彩る藤のなかでも特別な存在が、安永年間に五代藩主・伊達村候公が参勤交代の帰途、野田村(現在の大阪市)から持ち帰られたと伝わる古木です。約250年もの間、伊達家の人々に愛でられてきたこの藤は、今もなお気品あふれる姿で、訪れる人々に藩政時代の雅を伝えています。
【所在地】 愛媛県宇和島市天赦公園
【アクセス】宇和島駅からバス10分・徒歩20分

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禎祥寺の樹齢400年のフジ(愛媛県西条市)
西条市の古刹・禎祥寺には、江戸時代初期に植えられたと伝わる、樹齢約400年の名木が鎮座しています。
「観音堂のフジ」として親しまれるこの大藤は、根回りが3メートルを超える堂々たる風格を誇り、愛媛県の天然記念物にも指定されています。長い歳月を経て幾重にも重なる枝ぶりは、まさに生命力の塊。四国を代表する名木として、今もなお気品あふれる薄紫の花を咲かせ続けています。
【所在地】愛媛県西条市喜多川47
【アクセス】 JR予讃線「伊予西条駅」から徒歩約10分

樹齢800年の銘木・岩田神社の「孔雀フジ」(愛媛県高松市)
香川県高松市に位置する岩田神社には、樹齢800年を誇る名木、通称「孔雀フジ」が鎮座しています。
1本の幹から左右に大きく枝を広げるその姿は、まさに羽を広げた孔雀のような豪華絢爛さ。約170平方メートルの広さにわたって紫のカーテンが広がり、最盛期には1メートルもの花房が優雅に垂れ下がります。根元の周囲は約3メートルに及び、その生命力の強さは見る者を圧倒します。
近年では人気アニメ『鬼滅の刃』の世界観を彷彿とさせると話題を呼び、毎年恒例の「藤まつり」は、県内外から訪れる多くの参拝客で賑わいます。
【所在地】香川県高松市飯田町字宮ノ窪493-1
【アクセス】高松駅から車で
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行基菩薩が開いた古拙・大熊寺のノダフジ(愛媛県今治市)
奈良時代の高僧・行基(668年〜749年)が開いたとされる大熊寺は、古くから藤の名所として親しまれています。
境内に凛と佇む「ノダフジ」は、樹齢約300年を数える由緒ある古木です。幹まわりは約80センチ、棚面積は約200平方メートルにも及び、その堂々たる姿は圧巻の一言。今治市の指定天然記念物にも登録されており、地域の宝として大切に守られています。
例年5月初旬の開花期を迎えると、60〜70センチにも及ぶ長い花房が垂れ下がり、淡紫の花々が境内を優雅に彩ります。ゴールデンウィーク期間中に開催される「藤まつり」には、その香りと美しさに誘われ、県内外から多くの参拝客や花見客が訪れます。
【所在地】 愛媛県今治市小泉1丁目7-25
【アクセス】今治駅 バス 10分 木地口・葛谷/神子森行きバスにて「小泉」下車、徒歩15分
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モネの庭園・マルモッタンのフジ(高知県北川村)
フランス・ジヴェルニーにある、巨匠クロード・モネが愛した自宅庭園。その美しさと精神を忠実に再現したのが、世界で唯一「モネの庭」の名を公式に譲り受けた北川村「モネの庭」マルモッタンです。
モネがキャンバスに描き続けた「水の庭」や「花の庭」。そこには、彼が追い求めた光の移ろいと色彩の調和が、今も息づいています。なかでも、モネが夢見た**「青い睡蓮」**は必見です。本家フランスでは気候の関係で見ることが叶わなかったこの花が、高知の温かな陽光のもとで美しく咲き誇ります。
まるで名画の中へ迷い込んだかのような、至福のひとときをお過ごしください。
【所在地】高知県安芸郡北川村野友甲1100
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四万十の自然と歴史に抱かれる香山寺のフジ(高知県四万十市)
香山寺山の一帯に広がる広大な公園。ここは、四季折々の自然と歴史が調和する、四万十市民の憩いの場です。園内には、弘法大師ゆかりの古刹・香山寺をはじめとする名所旧跡が点在。一方で、元気いっぱいに遊べるアスレチック遊具も完備しており、お子様連れのご家族にも大人気です。また、森林浴やハイキングを楽しみながら、多くの渡り鳥に出会えるバードウォッチングの聖地としても知られています。
世界の藤が咲き誇る「藤園」は圧巻!
例年4月中旬〜下旬には、県内屈指の藤の名所として賑わいます。 世界に32種ある藤のうち、なんと約20種類が一堂に会するのは全国的にも珍しく、色も形も異なる多様な藤の競演は、まさにここだけの絶景です。
【所在地】高知県四万十市坂本974-1
【アクセス】中村駅から車で約15分
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土佐の小京都・中村の礎を築いた一条氏の一条神社(高知県四万十市)
一條神社の社殿が建つこの地には、かつて戦国時代に中村市街地の基礎を築いた名門・土佐一条氏の中村御所がありました。一条氏の滅亡後、一度は荒廃した御所跡ですが、1607年(慶長12年)に旧臣たちが歴代当主の御霊を祀る祠を建立。これが当社の起源であり、今もなお「土佐の小京都」の象徴として敬愛されています。
神紋「下り藤」と、不思議な伝承「不咲の藤」
一条家の家紋である**「下り藤」は当社の神紋にもなっており、境内にはその象徴たる藤が植えられています。しかし、この藤には「不咲(さかず)の藤」**という不思議な別名があります。 一条氏が滅びゆく際、あるいは御霊を慰めるために「花を咲かせぬことでその悲しみを表している」とも伝えられるこの藤は、歴史の変遷を静かに見守り続けています。
【所在地】高知県四万十市中村本町1-3
【アクセス】高知西南交通バスで「市役所前」バス停下車(下車後徒歩約3分、

九州
福沢諭吉がつないだ絆:田尻緑地公園のノダフジ(大分県中津市)
近代日本の啓蒙思想家・福沢諭吉。彼は天保5年、大阪福島にあった中津藩蔵屋敷で産声を上げました。
この深い縁をきっかけに、「大阪福島ライオンズクラブ」から福沢諭吉ゆかりの地である中津の「中津沖代ライオンズクラブ」へ、福島区の象徴である**「ノダフジ」**が寄贈されました。当時贈られた藤は、今では長さ100メートル近い壮大な藤棚へと成長。毎年フジの季節には、地域を挙げた「中津みなと祭り」が盛大に開催されます。会場では多彩なイベントが催され、「中津沖代ライオンズクラブ」による名物「美味いもん市」も出店。美しい藤の香りに包まれながら、多くの来場者で賑わいます。
【所在地】中津市大字田尻2820番地24
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万葉の息吹を感じる西寒多神社のフジ(大分県大分市)
大分市が誇る歴史ある古刹、西寒多神社。ここでは春の訪れとともに、市指定天然記念物である樹齢約250年のフジが、境内を優雅な紫に染め上げます。
幹周り約230cm、枝葉の広がりは約350立方メートルに及ぶこの名木は、見頃を迎えると芳醇な香りを漂わせ、訪れる参拝客を優しく包み込みます。また、神苑では樹齢100年を超える「平戸つつじ」数10株も一斉に開花。紫の藤と鮮やかなツツジの共演は、この時期だけの特別な景観です。
4月15日の「例祭」は、まさに藤が満開の中で執り行われる厳かな儀式。近年では夜間ライトアップも実施されており、日中の柔らかな姿とは一変した、闇夜に幻想的に浮かび上がる藤の姿もまた、多くの人々を魅了しています。
【所在地】大分市大字寒田1644
【アクセス】大分駅 バス 30分

野田から持ち帰られた種から育った「中山の大藤」(福岡県柳川市)
中山の大藤の歴史は、今から約300年前の享保年間(1716~1735年)まで遡ります。
当時、この地で酒蔵を営んでいた通称「萬さん」**という裕福な商人が、上方(関西方面)へ旅に出たことが始まりでした。萬さんは旅の道すがら、大阪の野田村(現在の大阪市福島区)に立ち寄ります。そこで目にした「野田のフジ」のあまりの美しさに心を打たれ、持ち帰った数粒の種を自宅の庭に植えたと伝えられています。萬さんの手によって大切に育てられたその藤は、やがて見事な大木へと成長しました。
現在では、柳川の春を彩る風物詩として、県内外から多くの人々を魅了し続けています。
【所在地】福岡県柳川市三橋町中山538-1(中山熊野神社)
【アクセス】「西鉄柳川駅」から車で約12分
九州自動車道「みやま柳川IC」から約15分


「鬼滅の刃」の聖地・黒木の大藤(福岡県八女市)
1395年(応永2年)、征西将軍・良成親王が自ら植えられたという伝承が残る「黒木の大藤」。樹齢600年以上を数え、国の天然記念物にも指定されているこの名木は、八女市・素盞嗚神社の境内に凛として佇んでいます。
幾度もの戦火や大火に見舞われながらも、その度に力強く芽吹き、生き抜いてきた圧倒的な生命力。その姿が人気アニメ『鬼滅の刃』の世界観や、藤の花が持つ「魔除け」のイメージと重なり、現在は新たな「聖地」として多くのファンが訪れています。毎年4月中旬から5月上旬にかけて、境内一面を埋め尽くす藤棚から、1メートルを超える紫の花房が降り注ぎます。
その香りと圧倒的な存在感は、訪れる人の心を浄化するような、神秘的な力に満ちています。
【所在地】福岡県八女市黒木町黒木
【アクセス】JR羽犬塚駅 バス 50分 八女IC 車 40分

5百年の時を刻む「藤の寺」定禅寺「迎接の藤」(福岡県田川郡福智町)
田川郡福智町に位置する定禅寺は、地元で「藤寺」の愛称で親しまれる名刹です。
その象徴である大フジは、樹齢500年以上。四方に力強く伸びた枝は約800平方メートルの前庭を埋め尽くし、満開時には1メートルを超える見事な花房を垂らします。このフジは、当時の住職が「誰もがこの花に接し、愛でてほしい」という願いを込め、寺の院名(白雲山迎接院)にちなんで「迎接フジ」と名付けました。
昭和37年には福岡県の天然記念物にも指定され、その美しさは今も大切に守り続けられています。
幻想的な「藤供養」と虚無僧の響き
毎年、花が盛りを迎える4月29日には「藤まつり」が開催されます。 なかでも、全国から約50名もの虚無僧が集まり、尺八の音色とともに練り歩く「藤供養」は圧巻です。紫の花吹雪の中、虚無僧が奏でる調べが境内に響き渡る光景は、ここでしか味わえない幻想的なひとときとなります。
【所在地】福岡県田川郡福智町弁城3624
【アクセス】平成筑豊鉄道金田駅下車 徒歩 30分 3km
九州自動車道八幡インター 車 30分 20km
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吉祥寺のフジ(福岡県北九州市八幡西区)
北九州市八幡西区に位置する吉祥寺は、古くから藤の名所として愛されています。境内には、北九州市の保存樹に指定されている3本の「野田藤」を中心に、清らかな白藤、華やかな紅藤、そして愛らしいふち紅藤など、色とりどりの藤が咲き誇ります。約1,000平方メートルにわたって広がる壮大な藤棚は、見頃を迎えるとまさに圧巻。頭上から降り注ぐ色彩のシャワーと、風にのって漂う甘い香りが、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。
吉祥寺藤まつり
毎年4月27日から29日までの3日間は「吉祥寺藤まつり」が開催されます。地域の方々や観光客で賑わうこの期間は、吉祥寺が一年で最も華やぐ季節。歴史あるお寺の風景と、幾重にも重なる藤の競演をぜひお楽しみください。
【所在地】北九州市八幡西区吉祥寺町13番11号 吉祥寺
【アクセス】西鉄バス「明治町団地」下車、徒歩7分


九州最古の古拙・武蔵寺の「長者のフジ」(福岡県筑紫野市)
「藤寺」の別名で親しまれる武蔵寺は、九州で最も古い歴史を持つと言われる名刹です。境内に鎮座する「長者の藤」は、寺の創建者と伝わる藤原虎麿が、寺の繁栄を願って自ら植えたとされる伝説の名木。樹齢1,300年を数えるその姿は、筑紫野市の天然記念物にも指定されています。見頃を迎える4月中旬、幅20メートル・奥行き10メートルにおよぶ藤棚からは、1メートルを超える薄紫の花房が降り注ぎ、境内は高貴な甘い香りに包まれます。
藤の生命力を祝う奇祭「藤供養会」
毎年4月下旬には、武蔵寺三大行事のひとつ**「藤供養会」**が執り行われます。「お酒を注ぐと藤が元気をもらう」という言い伝えに基づき、藤棚の根元に献酒する全国的にも珍しい神事です。長寿の藤にあやかろうと、例年多くの参拝客が訪れ、その力強い生命力に手を合わせます。
【所在地】福岡県筑紫野市大字武蔵621
【アクセス】西鉄バス 二日市温泉から徒歩約15分
・JRまたは西鉄二日市駅から車で約10分
・九州自動車道 筑紫野ICから約5分、

世界が認めた色彩の迷宮「河内藤園のフジ」(福岡県北九州市)
広さ約6,000平方メートルの敷地に、22種類・150本もの藤が咲き乱れる「河内藤園」。一歩足を踏み入れれば、そこには甘い香りに包まれた、夢のような色彩の世界が広がっています。園内を彩るのは、野田長藤、口紅藤、赤紫、青紫、紅、白、八重など、色も形も異なる個性豊かな藤たち。なかでも大藤棚には樹齢100年を超える名木が鎮座し、その圧倒的な存在感で訪れる人々を魅了します。もっとも象徴的なのは、長さ80メートルと110メートルの「藤のトンネル」。グラデーションを描くように咲き誇る藤の花々は、まさに一生に一度は見たい絶景です。
【所在地】福岡県北九州市八幡東区河内
【アクセス】北九州都市高速道路 山路ICから約20分

古墳の傍らで時を刻む「上楠田天満宮の大藤」(福岡県みやま市)
国指定史跡・石神山古墳のほど近く、上楠田天満宮の境内に凛と佇む「大藤」。樹齢約300年と推定されるこの名木は、みやま市の天然記念物にも指定されています。幹周り1.1メートルを誇る力強い根元から広がる藤棚は、東西約21.3メートル、南北約7.5メートルにおよび、参拝者を優しく包み込むような紫の屋根を作り出します。例年4月中旬から5月上旬にかけて、境内は藤の甘い香りに満たされます。淡紫色の美しい花房は20~90センチ、勢いのある年ともなれば1メートルを超え、頭上から降り注ぐような見事な景観を楽しめます。歴史ある古墳の散策とともに、春の息吹を感じられる隠れた名所です。
【所在地】福岡県みやま市高田町上楠田1264
【アクセス】JR鹿児島本線「渡瀬駅」から車で約5分
九州自動車道「南関IC」から約15分

山田日吉神社のフジ(熊本県玉名市)
玉名市に鎮座する山田日吉神社の境内には、推定樹齢200年を誇る名木「山田の藤」が深く根を張っています。東西12メートル、南北10メートルにわたって力強く枝を広げるその姿は、熊本県の天然記念物にも指定されており、地域の宝として長く愛されてきました。例年4月中旬から5月上旬にかけて、見頃を迎えると1メートルを超える薄紫色の花房がシャワーのように降り注ぎ、境内は甘く清らかな香りに包まれます。また、開花期間中には夜間ライトアップも実施。闇夜に照らされた藤の花が幻想的にたゆたう姿は、日中とはまた異なる、神秘的な美しさで訪れる人を魅了します。
【所在地】熊本県玉名市山田1
【アクセス】玉名駅から車で5分

地域に愛される真木天満宮の大藤(佐賀県鳥栖市)
鳥栖市真木町の天満宮境内には、春の訪れとともに見事な藤の花が咲き乱れます。
この藤は推定樹齢140年以上を数え、佐賀県および鳥栖市の両方から「名木・古木」として指定されている由緒ある古木です。見頃を迎えると、藤棚から長く垂れ下がった花房が紫のカーテンのように広がり、境内は甘い香りに包まれます。
歴史ある社殿と、降り注ぐような藤の花が織りなす景観は、毎年多くの花見客や参拝者で賑わい、地域の春の風物詩として親しまれています。
【所在地】佐賀県鳥栖市真木町
【アクセス】JR鳥栖駅より徒歩約20分
鳥栖プレミアム・アウトレットより車で約15分
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長崎県の万葉の観光地「藤山神社の大藤」(長崎県佐世保市)
九州随一の藤の名所として知られる当山には、県の天然記念物に指定された「大藤」と、御神木として崇められる樹齢800年の巨木「招霊の木」が鎮座しています。
日本古来の名花樹である藤は、しなやかで力強い茎を伸ばし、最盛期には無数の蝶が舞うような美しい花房を垂らします。藤の花言葉は「縁結び」。その優美な姿にあやかろうと、良縁を願う多くの参拝客が訪れます。
見頃を迎える季節には夜間ライトアップも実施され、闇夜に浮かび上がる藤の姿は、日中とはまた異なる幻想的な美しさを見せます。また、藤の花をあしらった気品ある御朱印も、参拝の記念として高い人気を集めています。
【所在地】長崎県佐世保市小舟町122-5
【アクセス】<バス>佐世保駅前から矢峰経由「柚木」行で約30分。「藤山神社入口」で下車。
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岡山県の和気と霧島を結ぶ絆・和気公園(鹿児島県霧島市)
霧島市の春を彩る名物詩、和気公園の藤棚。ここにある100本の藤は、平成12年3月に和気清麻呂公の縁で岡山県和気町から寄贈された23種類もの苗木が始まりです。
地域住民の皆様の手で大切に育まれてきた藤は、今では見事な成長を遂げ、毎年4月中旬から5月初旬にかけて、色鮮やかな花を咲かせます。頭上を埋め尽くす**「藤のトンネル」**は、歩きながら優雅な香りと色彩を間近に鑑賞できる、霧島屈指の人気スポットです。
その美しさは県内外から多くの見物客を魅了し、霧島の春には欠かせない風景として愛され続けています。
【所在地】霧島市牧園町宿窪田3986
【アクセス】
・横川ICより車で約25分
・JR隼人駅より車で約25分


日本一のシナフジ「宮崎神宮オオシロフジ」(宮崎市)
宮崎神宮の境内に凛と佇む「オオシラフジ」は、大正13年に国の天然記念物に指定された、日本を代表する名木です。
中国原産のシナフジと同種であり、この種としては国内最大の樹躯を誇ります。根周りは約2.95メートルに及び、力強く二つに分かれた幹は、それぞれ東南と西へダイナミックに枝を伸ばしています。その樹冠は西南方向へ約12.2メートルに達し、生命力の力強さを物語っています。
例年4月中旬、清らかな真白の花が房をなし、境内を埋め尽くす光景は圧巻。神域にふさわしい気品に満ちた香りと、雪が降り積もったような白一色の絶景は、訪れる参拝客の心を清めてくれます。
【所在地】宮崎県宮崎市神二丁目
【アクセス】バス :宮崎駅~デパート前経由~宮崎神宮下車 徒歩5分、宮交シティ~宮崎神宮下車 徒歩5分

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~神社とフジを知る~

春日神社と「野田藤」の歴史

ノダフジの文化史
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フジの咲かせ方

フジの種類
~フジを見る~

春日神社のフジの開花状況

野田藤発祥の地・福島区のフジ名所
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西日本のフジ名所

東日本のフジ名所
~ご案内~

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